RPAを税理士業務で活かす方法

IT関連

最近、税理士業務の効率化のため、
RPAを勉強しております。

今回は、RPAについて、
Microsoftの「Power Automate for desktop」
を利用しての業務効率化を考えてみます。

RPAって何?

RPAとは、今まで人が行っていた業務を
ロボットに記憶させ、
作業をロボットが行うことです。

最初にロボットに作業工程を覚えさせるために
Power Automate for desktopを使用します。
(その他にも、有料のソフトがあります)

といっても、複雑なプログラム言語は
知識として知っておく必要はありません。

以下の画像が、実際の
作業を覚えさせている画面です。

画像
「できるPowerAotomate」サンプルより

しかし、複雑なプログラムの知識は
必要ありませんが、
かといってすぐ使えるかというと
習わないとできません。

そこで、私は以下の本で学習しています。

画像

練習用のファイルがダウンロードできるので、
徐々にレベルアップしながら
学習でき、お勧めです。

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RPAはどんな業務に適してる?

ビジネスの現場で注目されるRPA導入ですが、
実際の導入には多くの課題があることがわかっています。

RPAは単純な作業の自動化に適していますが、
判断を要する業務は行えません

よって、作業は難しくないけど、
工程がたくさんあり、
繰り返し処理が存在するような
業務に適しています。

まずは手順書を作成

RPAで自動化する為、
いきなりソフトで業務の手順を
作成しようと思うかもしれませんが、
それより先に行う手順があります。

それは、手順書の作成です。

家を建てるときの
設計図」を思ってもらえると
わかりやすいかと思います。

家を建てるときに
設計図もなしにいきなり工事を始めたら
どうなるか想像すると
ゾッとしますよね。

おそらく、基礎と建屋のサイズは合わないでしょうし
階段の位置もずれるかもしれませんし、
トイレがないなんてことも
あり得そうです。


経理事務の効率化でも
同じ事が言え、
どんな業務
どのような手順
最終的なゴールがなに
を明確にする必要があります。

この手順書を作成する場合、
次のことが重要です。

手順をもれなく記載する
使用するアプリケーションも明記する
・そもそもの作業の必要性も確認する

手順をもれなく網羅する
ことは当然なのですが、
そもそも必要な作業かどうか
という観点も持ち合わせたいものです。

私の経験上、意外と
理由もわからず継続している手順って
ちらほらあるものでした。

業務の効率化で
必要のない作業をやめる
ということが、一番の効率化になります。

その業務手順が必要かどうか
この際に考えてみましょう。

画像

私がRPA化したい業務

私が現状RPAで効率化したいと思っている
業務は、以下となります。

・マネーフォワードの自動仕訳連携
・請求書を作成し、メール送信
・銀行の振込データをインターネットバンキングへ取り込み
・e-Taxによる電子申告

それぞれ、各アプリケーションを横断し、
IDやパスワード入力が必要となる
ものもありますので、
実現には時間がかかりそうですが、
ひとつづつ、作成していこうと思います。

また、完成した際は、
ご報告しようと思います。

まとめ

今回は、RPAを活用し
税理士業務にどのように
効率化しようかというお話でした。

この業務の効率化ですが、
作業が楽になる効果
作業自体の見直しができる
いう効果もあります。

そもそも依頼作業だった
という事もありますので、
作業工程の見直しは
ぜひ行ってほしいです。



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