今回お届けする「社長のお金のカンリ」ですが、銀行口座の使い分けについてです。
今回のブログでは、複数の銀行口座をお持ちの社長さんが銀行口座の利用目的を明確にすることができますので、最後までお読み下さい。
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今回のクエスチョン?
今回の質問です。
現在利用している銀行口座は、利用用途別に管理できていますか?
まず最初に、口座が一つしかない社長さん、入金も支払いも一つの口座でゴチャゴチャになっていませんか?
そのような社長さんは、別の口座を作成し、利用用途を区別して管理されることをお勧めします。
理想の銀行口座は、3つの口座の使い分け
では、私が推奨している理想の銀行口座管理は「3つ」の口座による管理です。その、3つの口座がこちらです。
1. 入金用口座
2. 支払用口座
3. 納税用口座
それでは、それぞれの口座の使い分け方法を解説します。
入金用口座
入金用口座ですが、以下の2点を考慮して口座管理しましょう。
・ 取引先への信用度のアピール
・ 資金移動のしやすさ
取引先に対し、請求書を発行した際に、請求書に記載する銀行口座となります。よって、ここで外部に対して信用度をアピールするのに利用する会社もあります。意外と信用力を重んじている業界も存在しますので、メガバンクや地域一番の地銀などがお勧めです。
次に、入金用口座は、その名の通り「入金のみ」ですので、定期的に支払口座にお金を振り返る必要があります。このお金の振替の操作が簡単な銀行を選ぶことも重要です。
支払用口座
支払用口座で重視すべきは以下の2点です。
・ 振込手数料が安い
・ できれば、融資を受ける銀行
第一に、振込手数料が安い事です。この振込手数料、毎月相当数の振り込みが発生すると思いますが、この手数料は1件あたり数百円必要です。このコスト、積み重なれば大きな金額となりますので、手数料の安さは重要です。
次に、インターネット専業銀行だと、融資を受けた際の返済口座や公共料金等の引き落としに使えないこともあります。その場合は、融資を受けようと思っている銀行にすることも一つの方法です。
納税用口座
最後は、納税用口座です。
納税用口座は、会社が行っている納税方法によって、決めるのがいいです。私はインターネットバンキングを利用して納税するので、インターネット銀行を利用しています。現在利用している納税方法より口座を検討しましょう。
それよりも重要なのが、その口座の利用方法です。
こちらのブログでも紹介していますが、年間納税予測額を毎月「積み立て」する事です。納税資金を12分割する事で、納税の負担感を軽減する方法ですので、詳しくは、ブログをご参照下さい。
https://note.com/embed/notes/n5f44d7e2107b
まとめ
今回は、社長のお金のカンリについて、銀行口座の使い分けについて紹介しました。
口座を分ける事で、資金管理が見えやすくなり、また、納税資金を積み立てすることで納税の不安感からも解放されます。
ぜひ、お試し下さい。
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