今回ご紹介するのが、
我が広島県が全国でトップになった
という話題です。
何でトップになったかというと
人口の流出です。
そう、広島県から出て行った人
の数が全国でトップなのです。
なんと、その数1万1千人!!
広島県の人口270万人からすると0.4%。
今回は、広島県の
人口流出について考えてみます。
https://www.stat.go.jp/data/idou/2023np/jissu/pdf/gaiyou.pdf
若い人がいなくなっている
さて、この統計結果ですが、
元々、広島県は270万人程住んでいるので、
他県へ移動する人が多くても
多少致し方ない部分は
あるかと思います。
先日、テレビでも
このニュースが特集されていましたが、
このニュースで一番問題なのは、
10代後半から20代の若い人が
広島県を魅力的に思っていない事です。
・娯楽がない
・仕事がない
この二つの回答が目立ちました。
広島県は、ホントに魅力がないのか
ホントに魅力がないのか
Googleで「広島県 魅力」と検索してみました。
そうすると、以下のサイトが最初にヒットします。
ひろしまの暮らしの魅力を知る – ひろしま就活応援サイト「Go!ひろしま」「Go!ひろしま」は、広島県の仕事、ライフスタイル、就活情報を提供する「ひろしま就活スターティングサイト」です。キャリア教www.pref.hiroshima.lg.jp
こちら広島県のサイトですが、
このサイト内では、
・元気
・美味しい
・暮らしやすい
とあります。
まずは、スポーツ。
カープにサンフレッチェ、ドラゴンフライズなどなど
楽しむスポーツがない訳ではない。
次に、産業。
製造品出荷額は中国・四国1位のものづくり県
とあるように、製造業は多いです。
食も豊富です。
お好み焼き、かき、レモンなどなど
美味しいものもたくさんあります。
自然が近く、アクティビティも楽しめます。
決して、娯楽も職も
ない訳ではない。
負の連鎖を止めなければ
こう考えると、
東京や大阪にあって、
広島にないものを比較して
広島を離れているのかもしれません。
一度、生まれ育った地を離れる事は
私は、全く否定しません。
逆に、一度は出て行った方がいい
とさえ、思っています。
大事なのは、離れてみて
広島の良さに気付いてもらう事。
そして、再び広島に帰ってきてもらう。
その方が大事な気がします。
事業承継も進みません
さて、弊社のメイン業務である
「事業承継のサポート」ですが、
若い人がいなければ、
M&Aに頼る事が多くなってきます。
そして、事業承継をスムーズに
進めていなければ、
一度広島に出て行った人を
呼び戻すにも、
「職がない」という事態も考えられます。
「せっかく広島に帰りたいけど、
帰っても仕事がない」と
諦める人を出さない為にも
事業承継の流れは途切れさせてはいけない
と、私は考えます。
採用難は、もっとひどくなる
最近、中小企業の社長と話をすると
ほぼ確実に聞くのが、
「求人募集を出しても、応募がない」
という話です。
そりゃ、そうですよね、
人が出て行っているんですから。
ただでさえ、少なくなっているのに、
中小企業に行くより、
大企業の求人優先になるのは、
当然な気がします。
じゃあ、中小企業はどうするか?
当面は、正社員を前提とした採用は
困難かと思います。
副業人材など、
必要な部分をその道のプロに
お願いするという
発想が大事だと考えます。
その為には、
今までと同じやり方では
通用しないので、
業務の棚卸とプロセスの
見直しが必要です。
そうやって、切りだせる業務を
外注化する。
発想の転換が必要かと考えます。
まとめ
先日、青森県の方と
お話しする機会がありましたが、
「広島は若い人が多い」という事でした。
「えっ?」って思いますが、
まだ、広島は他の地方よりは
若い人がいる都市です。
広島が復活すれば、
きっと近隣の県にもいい影響があるはずです。
東京一極集中の中、
ないものねだりをしても
しょうがないので、
広島には広島の良さを
粘り強く発信する必要がありそうです。
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