ラジオの生放送で生解説!!定額減税の扶養判定に注意！ - 広島市の事業承継・相続税専門税理士|スエナガ会計

2度目のラジオ生出演しました📻

広島FMの「GOOD JOG」という番組のジョグトークにてお話しました。
実に、広島FMでの生放送は約1年半ぶり!!

やはり、最初の一言を発するまでは、ひどい緊張でした💦

テーマは、6月から始まった定額減税

今回のテーマは「定額減税」です。

この制度、急にできた制度なので、簡単なのかと思いきや結構複雑でわかりにくいんです。

この定額減税、「所得税」と「住民税」を令和6年に納付する税金より減税する制度なんですが、判定に相違点があり、複雑になっています。

具体的には、以下の2点です。

・　対象となる収入を稼いだ年
・　扶養の対象となるか否かの判定日

令和6年分の税金を安くする制度と言いましたが、「いつ稼いだ収入か」はそれぞれの税金で違います。

・所得税：令和6年に稼いだ収入
・住民税：令和5年に稼いだ収入

所得税は、令和6年に稼いだ収入に対する税金が減税の対象なので、12月まで働いたら、所得制限の要件に引っかかる可能性があるんです。

なので、所得税は未確定な収入に対して、減税を先取りするので、確定申告時などに調整する可能性があるという事を認識しておきましょう。

家族を扶養している場合ですが、この判定日も相違します。

・所得税：令和6年12月31日
・住民税：令和5年12月31日

扶養についても、それぞれの税金で1年のずれが存在します。

よって、この1年の間に異動（子供が生まれたり、就職をしたり）が生じると、同じ定額減税の制度なのに、片方の税金のみ対象になったりすることがあります。

こちらも確定申告等を行う際に、今一度確認するようにしましょう。

実は、ラジコでは1週間聴けます。

ただし、無料で聴けるのは広島地区だけになってしまいますが・・・

スエナガ会計事務所では、公式LINEアカウントを開設しています。

定期的に、お金の情報や中小企業のアトツギ情報を配信しております。

その他にも、色々な税務の情報もアップしていますので、ホームページを覗いて頂けると、励みになります。

Follow me!