続・創業融資を受けました

独立のはなし

今回は、11/3に紹介しました
「創業融資の面談に行きます!」の続編です。

結果は、無事に融資を受けることができました!!

そこで今回は、面談後から実際に融資の実行までを
ご紹介致します。

前回の面談に行ってくるまでの
書類の準備等は、こちらのブログです。


まずは、面談の内容

まずは、面談の内容ですが、
所要時間は1時間程度でした。

その内容は、というと大体以下の内容です。

・過去の経歴
・取り扱い商品やサービスの説明
・集客の方法
・預金や財産の状況
・必要な資金と事業の見通し

過去の経歴

まずは、過去の経歴と資金が必要となる事業との
関連性について、聞かれます。

今まで経験してきた仕事について、
その経験や知識の延長線上
創業する事業が存在しているのか否か
説明しました。

私の場合は、20年以上一般企業で経理職に従事し
この度、税理士資格を活かして
税理士業と会計コンサルタント業を
起業することで、過去の経験とリンクする部分が多く
あまり事細かに説明をしたという事は
ありませんでした。

もし、過去に経験した職種と
180度違う職種で起業される場合は、
なぜ、その職種で起業するに至ったか」を
キッチリと説明できる準備はしておくべきかと思います。

取り扱い商品やサービスの説明

次は、取り扱う商品やサービスについてです。

取扱する商品などについて、
その内容を聞かれるとともに、
ターゲットや自分のセールスポイントについて、聞かれました。

やはり、なぜその商品やサービスを選択し、
自分自身はその商品やサービスについて、
どういう強みがあるのか
ちゃんと説明できる必要があります。

やはり、商品やサービスに
少しでも迷いがあるのであれば、
その部分は、解消するか対策を講じる必要があるかと思います。

集客の方法

次に集客の方法ですが、
いかにターゲット層へ届けるかという部分について、
説明をしました。

特に私の場合は、WEBでの集客をメインにしていましたので、
そのWEB集客の方法について、時間を割いて説明しました。

いくらいい商品やサービスでも
それを必要としている人に届かなければ
意味がありませんので、
その集客方法は具体的、かつ、
金額の規模もキッチリ伝えるようにしましょう。

そして、その集客方法も
複数用意することをお勧め致します。

集客の方法は、色々とあると思いますが、
高すぎず、持続が可能な方法を
何種類か用意しておくとよいと思います。

私の場合は、その時点で4種類の
集客方法を考えていたので
その4つの方法を具体的に伝えました。

預金や財産の状況

事業に対して、個人の資金を使うことは多いと思いますが、
資金を拠出後、ちゃんと生活ができるレベル化も
確認されました。

よって、出資した後も
定期預金やiDeCo等の財産が残っている事を
通帳やインターネット銀行の画面より
確認して頂きました。

やはり、出資したら生活資金がなくなってしまう
ようでは、起業後の生活が出来なくなってしまいます。

起業前の場合、起業後の生活費も
ちゃんと確保できるか
確認し、起業するようにしましょう。

必要な資金と事業の見通し

最後は、必要となる資金と
今後の事業の見通しです。

要は、何使って
ちゃんと返せるかどうかを
確認されることになります。

やはり、いくらいい商品やサービスでも
全然、儲からないようでは
事業として成り立ちませんので、
どのようにお金を使い、
どのように売上をあげ、お金を増やしていくか
具体的に説明できるようにしておきましょう。



面談結果待ちと契約書締結

無事に面談が終わると、
1週間程度で融資の承認が下りるとのことでした。

その間に、追加で確認事項があれば、
電話連絡があるとのことでした。

私の場合、金曜日に面談し、
翌週月曜日に1回だけ電話がありました。


その後、翌週の水曜日に
融資承認が決定し、
申請通りの金額が融資してもらうることになりました。

面談の際に、
私の事業は、大きな設備が必要な訳ではないので、
もしかすると金額は、
希望額より少ないかもとのことでしたが、
結果的には、満額で承認がもらえました。

こちらについては、
公庫のご担当者の方が
親身に動いて頂けたのと
出資後もある程度、生活に困らないぐらいの
預金があったことが大きかったのかと思います。


その後、木曜日に契約締結に必要な
契約書や預金口座振替の利用届が
郵送されてきました。

新たに費用となる資料は、以下の通りです。

・印鑑証明書
・収入印紙
・預金口座振替利用届

印鑑証明書は、3ヶ月以内のものが必要ですので、
申込みの時点で、早めに用意しておいた方がよいかと思います。


預金口座振替利用届ですが、
必要事項を記載し、取引銀行の窓口に行って
押印してもらう必要があります。


ただ、窓口で提出すれば、
10分もあれば完了しますので、
特に手間はそんなにかかりません。


実際に融資実行

必要書類を揃え、郵送が完了しました。
ここまで、面談を行ってから、
1週間後で契約書類の返送ができたので、
かなり順調に進んだと思います。

それから、融資が実行されたのが
書類返送後、翌週の木曜日でしたの。

特に、何か通知が来ることもなく、
口座への振り込みがありました。

ということで、私の場合、
オンラインでの申し込みから
融資実行までが所要「18日」でした。

おおよそ、申込みから融資実行は
「1ヶ月」とのことでしたので、
早い方かと思います。

ただし、途中で書類が少なかったり、
面談で、はっきりと説明ができなければ、
もう少し時間を要したのかなと思います。

やはり、事前の準備が充当だと
改めて認識した次第です。


まとめ

創業融資について、
公庫融資の体験談をご紹介しました。

創業時の資金調達は、
早く事業を軌道に乗せるために非常に重要です。

全体的な創業融資の流れとして、
負担になるようなこともなく、
この位の手間で
やりたい広告ができ、
スピード感を持って事業を進められるなら
融資を受けて正解だったと思っています。

創業後、融資に迷っているなら、
融資資金をどのように使って
どのように成長していくかを明確にし、
スピード感ある経営を行っていきましょう。

画像

こちらの創業手帳の「資金調達手帳」について、
非常に参考になりました。

まずは、こちらから取り寄せて
情報収集してから実行に移すも
いい方法かと思います。

起業・創業・資金調達 すべての起業家を応援する「創業手帳」 (sogyotecho.jp)

ここまでお読み頂き、
ありがとうございました。

また、見に来てください!!

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