まずは初期設定
最近はクラウド会計ソフトが増えてきて
導入を検討されている方も
多いかと思います。
クラウド会計ソフトは
機能も充実しており、
料金も比較的安価なので
導入するには、いいソフトだと思います。
今回は、クラウド会計ソフト導入時の
初期設定やしなければ
いけないことをまとめてみます。
事業者登録
まず最初に、
事業者の登録です。
会社名や所在地などの
基本情報に加え、
青色申告や白色申告区分、
消費税の課税方法や
経理方式などの
経理に関する情報が
必要となります。
基本情報については、
あまり迷うことは少ないと思いますが、
経理に関する情報は
何を入力したらいいかわからない
という方が多い項目かもしれません。
何を入力したらいいか
わからない場合に一旦飛ばして、
あとで入力しようと思っても、
意外と「必須」項目であるので
飛ばすことができず
「困った」という方も
多いと思います。
このような場合は、
項目を先に確認しておいて、
あらかじめ調べておくか、
仮で登録して後から修正するか
の方法になるかと思いますが、
できれば、事前に調べてから
入力する方がよいかと思います。
仕訳入力の準備
次は、仕訳入力の為の
準備となります。
簡単には、以下のような項目を
設定することになります。
1. 勘定科目
2. 仕訳
3. 開始残高
1.勘定科目については、
全員が設定することになります。
あらかじめ、ソフト内に設定されていたりするので、
最初は一般的な勘定科目からスタートし
後々、勘定科目を追加する運用でも
いいと思います。
2.仕訳と3.開始残高については、
今まで他の会計ソフトや
エクセルなどで管理していた場合に
移行することになります。
ソフトによって、
取り込み機能を使用出来たりするので
移行が簡単か否かは
導入時に必ず検討するようにしましょう。
仕訳入力
ここまで準備ができると
やっと仕訳入力が可能となります。
手動で仕訳を入力することも可能ですが、
銀行口座を連携することで
より入力が効率化されるので、
銀行口座を連携は、
頑張って最初からするようにしましょう。
事務処理の手順の確認
ここまでは、
クラウド会計ソフト導入時の
設定について説明しました。
実際に、入力の手間が減るようになるまで
少し慣れる期間が必要と思いますが、
同時に事務処理の手順の
見直しも行ったほうがよいと考えます。
銀行口座の連携ができるので
入出金の把握は
日々やるようにしましょう。
また、支払いについても
小口の経費支払いについては、
少なくとも1週間に1回は
会計ソフトに入力し、
請求書払いがあれば、
届いた都度入力し、
支払日も一定の日を定めて
振込をするようにし、
事務処理のルールを
決めるようにすると
管理がしやすくなると思います。
この事務処理のルールは
各社各様で
なかなか正解のない
領域かと思います。
自社に合うように
少しずつ試行錯誤して
リニューアルをしていきましょう。
まとめ
今回は、クラウド会計ソフトの
導入時の設定について
ご紹介しました。
新たなことに挑戦する際に
不安は多いと思います。
その場合は、私たち税理士に
ご相談頂くと
色々とお答えできると思います。
(対応していない税理士さんも
いらっしゃいますので、事前に確認しましょう)